「すむところ2019」掲載の編集ページ【入居にかかるお金の話。】をご紹介 vol.5
2019年07月09日 | 担当:木塚恵実
〈ケアハウス(軽費老人ホーム)〉
取材先:グリーンライフ光陽
所得に合わせて入居
自立して生活できるのが原則
利用者の所得に合わせて公的な補助が受けられるため、低価格で入居できる施設です。
一般型と介護型があり、一般型の場合は住居と食事の提供となり、
デイサービスや訪問介護など外部の介護サービスと併用することができます。
介護型の場合は施設のスタッフによる介護を受けることも選択できます。
入居できるのは、60歳以上の人で市町村に住民票がある人です。
また、一般型ケアハウスは「身の回りのことが自分でできる」ことが原則となり、
外部のサービスや家族の補助を受けた上で自立して生活できることが条件となります。
そのため個別支援を重視しています。
介護度が重くなった場合や、医療行為が必要になった場合は他の施設に
移らなければならない場合があります。その時は、各施設の相談員にご相談ください。
比較的介護度の軽い状態で入居する人が多く、「一人暮らしが不安になってきた」
「食事の支度が大変になった」といった動機で利用を決める人もいます。
居室はプライバシーが保たれた空間ですが、共用スペースでは利用者同士の交流があり、
活動的な利用者が主体となって自治組織や趣味のサークルを運営している場合も。
部屋にこもりきりにならないようにという配慮から、レクや行事を企画したり、
お祭りや奉仕活動などで地域との接点を作っている施設もあります。
…vol.6に続く